2015年2月28日土曜日

お知らせのブログを開始しました。

POWERMOOK 《精神医学の基盤》 No1を刊行しました。
この企画の話が持ち上がった頃は、情報提供の手段としての出版物の地位がどんどん低くなり、しまいに紙の本はなくなってしまうのではないかという風潮が勢いを増していた時期でした。
こんな時期に、電子版の発行は想定できるとはいえ、クラシックなスタイルの雑誌を出したところで、出せば出すほど経営が厳しくなるのではないか、と自問しながらの立案でした。

一昔まえは電車の座席に腰かけている人の多くが文庫本を読んでいたのに、最近はほとんどの人がスマホの画面で指を走らせるようになっていたからです。
POWERMOOK の企画を立ててから5年以上経って、ようやく今年の1月になんとか世に送りだすことができました。どうか今後ともよろしくご愛読のほどをお願い申し上げます。

学樹書院という社名は多くの方々にはまだあまり馴染みがないのではないかと思います。
私たちはもともとは出版社というよりも編集プロダクションに軸足を置いた会社でした。
編集プロダクションというのは、本や雑誌を作ることは作るのですが、自社ブランドで販売するわけではなく、別の会社の商品(製品)を請け負って作る会社です。取引先の多くは、有名な出版社や広告代理店でした。このプロダクションの仕事は、もちろんいまでも続いていますし、これからも続けていく予定ですが、今後は出版事業部門もプロダクション業務と同様に充実させていきたいと考えています。
 
www.gakuju.com

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